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ウォーカブルな街は
市民生活を豊かにするのか？

近年、世界の様々な都市が、人中心の「歩きやすい、歩きたくなる（=ウォーカブルな）」まちづくりに挑戦しています。ところが、環境整備にとどまり、その効果がきちんと評価されていない事例も多くあります。

わたしたち、東京大学、明電舎、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの連携プロジェクト「Walkable Lab」では「住民のウェルビーイング（生活の質や幸福度）が向上しているか」という観点から、ウォーカブルな環境を科学的に評価していくことを目指します。

また、収集・解析したデータのビジュアライズやオープンソースとしての活用も行い、住民の方が街への関心を高めるきっかけも提供していきます。

Flow

Step 1Step 1

歩行者と街にかかる
データ収集と解析

スマートシューズやヘッドマウントカメラなどのデバイスを用いて、歩行者と街の歩行空間のデータを収集・解析します。またその結果を、直感的に把握できるよう、データのビジュアライズにも取り組み、住民の方へ積極的に公開していきます。

Step 2Step 2

データを活用した
市民参加型プログラムの実施

ウォーカブルな環境が生き生きと魅力的なものになるには、その場に積極的にコミットする住民の存在が不可欠です。Step2では、住民の方がより街へ関心を高め、能動的に行動するきっかけとして、収集・解析したデータを活用してもらう市民参加型プログラムを実施していきます。

Step 3Step 3

ウェルビーイング指標
による評価解析

ウォーカブルな環境や、そこへの積極的な関与により、住民の方のウェルビーイングは向上したのか？という観点で、街の空間特性やこれまでの取り組みを評価します。それにあたり、人の幸福度をはかる指標や測定方法の研究にも取り組みます。